ジュエリーの誕生石
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誕生石とは、生まれた月にちなんで、選ばれた各宝石で、
誕生石を身に着ける人に幸運を与えると信じられています。
このページでは、誕生石についての豆知識を
ご紹介しています。
由来説は色々ありますが、紀元前1200年ごろ、ユダヤ教祭司の儀式に服の胸当てに
はめこまれた12の宝石飾り(ブレスト・プレート)からの説が最有力です。
現在誕生石に制定されている各宝石はアメリカの業者によって
1912年に定められたものが基準となっています。
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■1月の誕生石 Garnet ガーネット■
宝石言葉は、貞操、真実、友愛、忠実
柘榴石(ざくろいし)という和名を持つガーネット
ぽっかり口をあけたざくろからのぞく、赤い粒に色味が似ているからです。
英名のガーネットはラテン語で種子のようなという意味から。
やはり、ガーネットの結晶がざくろの種子を思い起こさせるからだとか。
とはいえ、ガーネットの色味は赤だけではありません。
鉱物学的には7種類の鉱物のグループで、その成分により様々な色が生まれます。
アルマンダインガーネット、ロードライトガーネット、パイロープガーネット、
スペッサタイトガーネット、 マンダリンガーネット、グリーンガーネットなど、
様々なガーネットの種類があります。
古代エジプトでは疫病に強い効力があると信じられ、
ガーネットを首から吊るして護符にしていました。
また、中世ヨーロッパでは疫病除けのほかに、この石を持つと友情に恵まれ、
権力の座につくことができるとされ、王冠やペンダントにつけられて支配者を飾ってきました。
わが身を守ってくれる石として珍重されたガーネットを
十字軍の兵士たちも戦場で肌身離さず持っていたそうです。
また、持ち主に変わりない愛情を示すといわれています。
持ち主の(正しい念願)や、請願に無条件に耳を貸してくれます。
ドイツの詩人ゲーテの若い恋人ウルリーケはゲーテとのデートの度にガーネットを
身につけたといいます。
歳の差を越えてゲーテを愛し続けるウルリーケはデートのたびに代々家に伝わる
パイロープガーネットを身につけ、82歳でゲーテが天寿を全うするまで、
手放すことはなかったといわれています。
持ち主の念願や請願に無条件に耳を貸してくれる石。
しかし、同時に他の石を持つとその効力は失われるといわれています。
■2月 Ametyst アメシスト■
宝石言葉は、誠実・平和の象徴ギリシア神話に次のような話があります。
酒の神バッカスは、ある気まぐれから美貌の処女アメジストに虎をけしかけました。
それを見ていた女神ダイアナが彼女に情けをかけ、
純白の石に変えて難を逃れさせました。
罪を悔いたバッカスはその石の美しさに心を打たれ、
持っていたぶどう酒を注いだところ、石はみるみるうちに紫色に染まり、
美しい宝石となりました。
このような伝説からか、アメジストという名は「酒に酔わない」という
意味の語源としています。
そして、美しい犠牲者アメシストが、バッカスに抵抗しているのか、
この石を身につけると酒に酔わないという伝説があります。
また、邪悪なものから心を守る効果が指摘されてきたアメシスト。
カトリックでは司教石として用いられ、俗なる欲望を絶つための力を
授けるとされてきました。
アメシストはあなたに精神的な安定をもたらし、
本来の才能を発揮する基盤を与えてくれると言われています。
■ 3月 Aquamarine アクアマリン ■
宝石言葉は、沈着・聡明・幸福・長寿
「海の水」を意味するアクアマリン。
この名称は約2000年前ヨーロッパを制覇し、
時代を謳歌していたローマ人によって命名されました。
この石は、伝説によると、美しい海の精の宝物だったといいます。
それがある日、波にさらわれ、浜辺に打ち上げられて…
しんとすきとおる薄青の宝石となりました。
ヨーロッパでは昔から貴族たちに深く愛された石としても有名です。
夜を照らす照明の下で一段と光る特性を持ち,キラキラと強い輝きを放ちます。
が、その反面昼間は、清楚で涼しげなイメージを演出してくれる石なのです。
夜になっても美しい輝きを失わないアクアマリンはどのような闇の中でも希望の光を
与えてくれると信じられ、また、航海の無事を約束してくれる守護石としても
大切に考えられてきました。
エメラルドと同じ鉱物、緑柱石(ベリル)に属しながら
対照的な性質をもつアクアマリン。
たとえばエメラルドが内包物(インクルージョン)を含み、小粒のものが主流を
占めるのに対し、アクアマリンは透明で大粒のものが多いのです。
また硬度もエメラルドより少しだけ高く、強靭になります。
海の旅のお守り、漁夫の護身符アクアマリンはどんな時も冷静沈着に判断できる
パワーを与えてくれるでしょう。人生の旅のお守りとしてみてはいかが
■ 4月 Diamond ダイヤモンド ■
宝石言葉は、清浄無垢・不滅
眩いばかりの煌きを放つダイアモンド。宝石の王様。
ダイヤモンドほど人の心をとらえ、歴史に名を残した石はないかもしれません。
有名な東洋探検家のタヴェルニュにインドからダイヤを運び込ませたルイ太陽王。
ダイヤの首飾り事件というスキャンダルで身を滅ぼすマリー・アントワネット王妃。
英国では、宝石にうずくまった肖像を残すエリザベス1世を始め、
ビクトリア女王にいたる一連の王冠、王笏の巨大なダイヤなどその豪華絢爛さは、
今もロンドン塔内で見ることが出来るようです。
ロシア王室もかつてはダイヤの宝庫であり、エカテリーナ二世の愛人名を
付したオルロフダイヤが代表的な石とされています。
四千年もの歴史をもつ世界最古のダイヤモンド、「コ・イ・ヌール」。
ギリシャ語で「光の山」を意味し、インドで発見された時は、1000カラットも
あったといいます。(現在は109.1カラット)
このダイアは、中近東の王族たちの権謀と強奪の間を転々とし、
1849年、イギリスによるパンジャブリー女王の戴冠式の王冠に飾られ、
現在はこれもまたロンドン塔に陳列されているようです。
万物最高の硬さを誇る石が光り輝く美しい石となってからの歴史は浅く、
古代から中世にかけては「硬い石」として珍重されていました。
ダイヤモンドをはじめて磨いたのは、15世紀で、ベルギーの宝石研磨師
ラドウィッグ・ベルケムと伝えられています。
ダイヤの粉をグリスに混ぜ、根気よくダイヤの面をこすり平面を作るのに成功し、
「ダイヤはダイヤで磨く」の原理が実証されました。
その後、数学者の理論やカット法を得て、17世紀末にはブリリアントカットが
発明され、最上の美を得ることができました。
婚約指輪にはダイヤモンドが一般的になっていますが、これはダイヤが硬いことに
あやかって不滅・永遠の愛を象徴しているのです。
また、不滅の愛を誓う指輪が左の薬指に嵌められるのは、愛の血管は心臓から
まっすぐに伸びて左手の薬指につながっているとする、古代ギリシャ人の言い伝えに
よるものなのです。
■ 5月 Emerald エメラルド ■
宝石言葉は、幸運、幸福
美の女神、ヴィーナスに愛された石。
また、絶世の美女、エジプト女王クレオパトラが魅了され、好んで身にまとったことでも
知られるエメラルド。彼女は各国から集まった大使に、自慢のエメラルドを
プレゼントしたといわれています。
エジプトに自分の名前を付したエメラルト鉱山を所有したことからも、
彼女の執心ぶりが偲ばれます。
「キズのないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すよりもむずかしい」との
諺があるように、ほとんどが独特の内包物(インクルージョン)を含みます。
インクルージョンには羽根状、竹の節状、ベール状とさまざまな形があり、
石を光りにかざすと、緑豊かな森林や庭園のように映ります。これは天然の証。
最良の緑色に輝くエメラルドは、紀元前4千~5千年の時代から、
人の心を安らかにする神秘的な石として珍重されてきたのです。
エメラルドのような鮮やかなグリーンのことを、エメラルドグリーン(emerald
green)と
呼ばれています。
つかれた心や体をいやしてくれる安定の石、エメラルド。
エメラルドには心身をリラックスさせ、精神安定、安眠などの効果があると
いわれています。
■6月 Pearl ・ Moonstone ムーンストーン・真珠(パール) ■
宝石言葉は、健康・長寿・富
月の光を閉じ込めたような神秘のきらめきを放つ真珠(パール)
古代インドの逸話によれば、海が神に真珠を捧げ、それは神の胸に宿り、
その心になったといいます。
その他、人魚の涙が貝の中で固まった、稲妻が貝の中に入り珠になったなどと
考えられていました。
真珠の美しさは母貝たちが耐え忍んだ長い痛みの月日をさしているのです。
それははじめ棘や砂などの小さな異物として貝の身体にまぎれこみます。
貝は突き刺されたくなくて必死に殻の内側と同じ成分をはきだし、
その異物を包み込みます。
貝の種類によりさまざまな真珠があり、アコヤガイ真珠(阿古屋貝真珠)などが有名。
他にイケチョウ貝やカラス貝といった、淡水生の貝の中に出来る真珠は
淡水パール(淡水真珠)と呼ばれるものもあります。
幾重にも身を守ることで美しい光沢を持った珠(たま)へと成長していくのです。
そんな水中で起こる神秘。
研磨の技術が発達していなかった昔、そのままで美しい真珠(パール)は
他の宝石よりも高価な物として扱われてきました。
絶世の美女クレオパトラがローマの将軍アントニウムとの賭けから
真珠のイヤリングを片方酢に溶かして飲み干したそうです。
その真珠は世界最大真珠2つのうちの1つでした。ちなみに2つとも最後の女王
クレオパトラのもので、東方の王から贈られたものだったそうです。
真珠が不老長寿の象徴であることは各国共通していますが、
中国では古く「珍珠」と書き、薬として使う習慣も長い歴史を誇っています。
粉にして飲用するといつまでも不老で美しくあるという真珠の薬効も、
中国では古く、かの楊貴妃も真珠パワーをことのほか信じていたといいます。
自分の痛みを美しい輝きに変えて希望を与える真珠は、富と健康のシンボルですが、
月に支配されることから、妊婦(安産)のお守りにも。
また、穏やかに、優しい気持ちにさせてくれる効力もあるといわれているので、
心安らげる恋愛をもたらす必須アイテムです
6月の誕生石はもうひとつmoonstoneムーンストーンもあります。
和名では月長石(つきながせき)と呼ばれます。
乳白色の石ですが、その中でも青色のシラー効果をもつものを「ブルームーンストーン
blue moonstone」と呼んでいます。
美しい青色のシラー効果がでるブルームーンストーンは希少性が高く、
また、近年とても人気があります。
古代インドでは月の宿る石として崇拝したとされ、今も直感力を高め、感受性を
豊かにすると伝えられます。
また、恋人達の石と呼ばれ、希望と愛を育み幸福をもたらすと伝承されています。
予知力を授ける宝石と信じられており、球形の研磨石を占い師によく使用されています。
世界中の多くの地域で、ムーンストーンを身に付ける者には、幸せな将来をもたらすと
信じられきました。
■ 7月 Ruby ルビー ■
宝石言葉は、情熱・威厳・勇気
強い自己主張を発する鮮赤色の石。ルビーの語源は
ギリシャ語で「赤」を意味します。
古代インド人は、このルビーの色を石の内部で燃える不滅の炎によるものと考え、
この石を水の中へ入れると、内部の熱で水は沸騰すると信じていました。
旧約聖書には、神が天地万物を創造したときにつくった12の宝石のうち、
ルヒーに高い位を与えたと記されており、ルビーを持てば病気から身を守り、
闘いで倒れる事のない力を与えられると信じられてきました。
また、ミャンマーの伝説によれば、1頭のドラゴンが生んだ三つの卵のうち、
ひとつめからは異教の王、ふたつめからは中国の皇帝、
みっつめからはミャンマーのルビーが誕生したといいます。
このルビーの不死身伝説や、「王」や「皇帝」誕生に結びつけた伝説の本場は
古代インドと見られています。
古代インドにおけるルビーの価値観は、他の宝石のように、財を得るとか、
幸せになれるといった漠然としたことではなく、
王や帝王、皇帝など富と権力の絶対者と結びつけるなど、
その効力が半端でないことに驚かされます。
それは、ルビーが炎のイメージであることに起因していたようです。
ロシアのイワン雷帝、フランスのルイ一世、産地であるミャンマーの王様をはじめ、
王族に深く愛され、尊重されてきた石です
やる気、活力を高め、血の流れによいといわれるルビー。
持つ人の情熱を最高に発揮させ、勇者への道へと導いてくれるといわれています。
■ 8月 Peridot ペリドット ■
宝石言葉は、夫婦の幸福・和合
オリーブグリーンの艶やかな石。
夜の人口光でひときわ輝く、別名イブニングエメラルド。
古くはオリビン、クリソライトの名でも呼ばれてきました。
さらに古くは、紅海に浮かんだトパゾス島から採れた黄色い石を、
島名にちなんでトパーズと呼んでいました。
二十世紀にこの鉱山が再発見されてみると黄色い石はトパーズではなく
ペリドットであったということです。
古代の人々にとって暗闇は最大の恐怖でした。日食や月食は神の怒りとされ、
光のない世界は悪魔が支配する暗黒の世と考えられていました。
そんな中明るいオリーブグリーンのペリドットは太陽の石として闇を照らし、
悪魔を退散させるパワーが秘められていると信じられてきました。
古代からエジプトでは、太陽神を国家の象徴として崇拝したことから、
ペリドットのまばゆいイメージは特に愛され、ファラオたちの王冠や装飾品を
黄金とともにうめ尽くしていました。
金(ゴールド)にはペリドットが合うことから、金と共に細工したものを身に
つけておくと、より効果を発揮すると言われていました。
金(gold)の台の指輪なら戦いに勇気を与え、夜の恐怖を取り除き、
夫婦の絆を強力にするとか。また、持ち主の色欲を和らげ、浮気に走らないと
いわれています。これは中世~ルネサンス期の有名な医師や神秘家たちが、
著書に「この石は熱湯を冷ます」と記したことに起因するようです。
現在風水では、恋愛のみならず、すべての人間関係の「縁」を呼び寄せる効果が
あると言われています。
■ 9月 Shapphire サファイア ■
宝石言葉は、慈愛・誠実・徳望
代表的なのは、落ち着きのある冴え冴えとした青の輝きを放つサファイア。
古代ペルシャの伝説では、大地を支える石。
空が青いのは、自分たちが住んでいる大地はサファイアの上にあって、
その色が空に反映していると考えられていました。
オスカー・ワイルドの童話「幸福の王子」の瞳は美しいサファイアでした。
何不自由なく暮した王子がその死後町を見渡す金の像となり、初めて、
この世にはどれほど多くの苦しみが存在しているかを知り、深い悲しみに
襲われます。
そして、ツバメに頼み、サファイアの瞳をくりぬかせ、貧しい少女のもとへと
運ばせるのでした。
宝石の中で、最も神に近い石。
東南アジアの仏教国(タイやスリランカなど)で産出されるだけあって、
これらの国の仏教徒に尊重されている石です。キリスト教の聖職者がリングで
身につけていたといわれています。
サファイアの聖性に魅せられた王者も多く、王冠に最も多く使用された
石でもあります。 そして、持ち主を邪悪なものから守り、不安を取り除いて
精神を安定させると信じられていました。
サファイアは、ピンクサファイア、イエローサファイア、オレンジなど
様々なカラーの持ち主です。
近年、風水パワーとしてはステイタスや冷静な判断力が身につくことから、
強力な財運(財産につながる運)を持っているといわれています。
また、宝石言葉からも窺い知れるように、誠実さや慈悲深さを授けてくれ
外的な災難から身を守り、不純な考えを取り除いてくれるともいわれています。
■ 10月 Opal Tourmarine オパール・トルマリン ■
宝石言葉は、心中の歓喜・安楽・忍耐・希望
石の中で七色の虹がつぎつぎと浮かび出てくるオパール。
これはプレイ・オブ・カラー(遊色効果)と呼び、他の宝石にはない、
オパール独特の現象です。
オパール(opal)とはドイツ語で、サンスクリット語の「宝の石」が語源とされます。
虹色に輝くことから希望を意味し、幸せを招く「神の石」として古くから
珍重されています。日本語では「蛋白石」といいますが、中国にならったもので、
卵の白身に似ていることからこの名がついたものと思われます。
オパールは、ローマ時代から17世紀初頭までは幸福を招く「お守り石」として
大変珍重されました。
しかし、18?19世紀には「不幸を招く石」と考えられていました。
これは、一説にはスコットランド出身の小説家ウォルター・スコットが著わした
『ガイエルスタインのアン』で、不幸に見舞われた主人公がオパールを
持っていたというストーリーが影響しているといわれています。
独特の虹のような輝きが守護にも魔にもとらえられてしまったということです。
一方、愛の石とも呼ばれるオパール。
そのゆえんは人の愛もいつも愛情をかけていないと枯渇するように
乾燥するとひび割れてしまう特性のようです。
近年の風水パワーでは、知性や容姿を最大限に高めてくれるパワーがあると
いわれています。
トルマリン( Tourmaline )とは、古くから様々な民族の間で儀式や
祈祷・占い、治療薬として用いられました。
無い色を探さなければならないほど、とてもたくさんのカラーの持ち主です。
ブラジル、スリランカ、アメリカなどで産出されています。
電気石とも呼ばれる珪酸塩鉱物です。
衰弱した精神を強化して身体の活性化を図り、集中力・感受性を高める
効果があるとされています。
近年、トルマリンがマイナスイオンを発生し精神的、肉体的にリラックス、
リフレッシュさせる効果があると宣伝されて一部で話題になりました。
■ 11月 Topaz Citrine トパーズ・シトリン ■
宝石言葉は、友情・友愛・希望・潔白
極上のシェリー酒のような渋みのある色、インペリアル(皇帝)という
名称が捧げられた。
黄金色など、多彩な色と表情を持っているトパーズ。
トパーズの語源はギリシア語の「捜し求める」に由来しており、豊富に
採取されていた紅海の島々を、深い霧がいつも包み、船乗り達は探すのが
極めて困難だったため、「トパーズ島」と呼んでいたのが語源とされています。
また、「火」を意味するサンスクリット語を語源とする説もあります。
古代ローマやギリシャでは太陽や黄金をイメージするトパーズやクリソライトは、
ひときわ愛されました。なぜならばローマ人(特に男性)は、多くの指に指輪を嵌めて
いたので、その指によく合うトパーズは好まれました。
当時、紳士の条件の一つとして指輪を嵌めることと、指輪を入れる「ダクティリオカ」
という宝石箱を所有することが不可欠だったのです。男性は紳士の証に多くの
指輪をしており、その中には必ずといっていいほどトパーズの指輪がありました。
肌身離さず身につけていると、真実の友、または真実の愛人が一生離れないと
言われていました。本当の友情も真実の愛も手にするのは難しいことから、
「探し求めるに語源を持つトパーズの宝石言葉に選ばれたのでしょう。
またインペリアルトパーズは、金回りを良くするととともに
豊かさを生み出し、怒りを静め笑顔にさせるパワーがあるとか。
11月の誕生石にはもうひとつ シトリン(黄水晶, Citrine )があります。
黄色の水晶で 黄色の発色は紫水晶(アメシスト)と同じように鉄イオンによる
色中心が原因で、黄水晶と紫水晶の色の違いは色中心のエネルギー準位が
違うと考えられています。
昔から、商売の繁栄と富をもたらす「幸運の石」として珍重されてきました。
また、潜在的能力を引き出し、心身のバランスを保ち暖かいエネルギーで
包み込む力があると伝えられています。
生命力に満ち、勇気と自信をもたらす 。コミュニケーションを活発にさせる。
緊張を和らげる。人前で発表するときの手助けに。憂いを除く。
困難に打ち勝つパワーがあるといわれます。
■ 12月 Turquois Lapis Lazuli ターコイズ・ラピスラズリ ■
宝石言葉は、成功を保証する
トルコ石(ターコイズ)という名で呼ばれますが、この石はトルコで産出するわけでは
ないのです。昔はペルシャ(イラン)が最大の産地でした。
6000年も昔から採掘され、最上のトルコ石は今もここから産出されます。
それがトルコを経由してヨーロッパに伝わったことにより、フランス語で「トルコの石」を
意味する「ピール・ターコイス」と名づけられたとか。
人に幸せを与えてくれるジュエリー、トルコ石。
何かと贈り物の多い12月の誕生石に選ばれたゆえんもそこにあるのかもしれません。
古来より、この石は人からもらうと幸せになれるといわれています。
逆をいえばうまくいっていない人にこの石をプレゼントすると二者の間に和解が
生ずる石でもあるわけです。ターコイスは、高く評価され用いられた
最古のジュエリーのひとつ。
古代エジプトの初期墳墓や、古代インカの財宝かも発見されています。
古代より宝石は装飾としてより魔除や信仰のためにつけられており、中近東でも
ターコイズ(トルコ石)を護符として愛用されていました。
旅をする男たちはトルコ石を人差し指や小指にはめて出かけることを習慣とし、
女たちは受胎のまじないとしてトルコ石を身につけていました。
また、シルクロードを行く隊商たちは、ラクダの護符としてこの石を
身につけていました。
このように「旅の守護石」として珍重されてきた石が、近年では転じて、
「人生の旅の成功」を意味するようになりました。
明るいブルーが空をイメージさせ「天=神」を表すことから、出世運を上げ、
やる気お高めるパワーもあるとか。
運気を上昇させたい時に身につけると効果的ですね。
12月の誕生石に、もう1つラピスラズリ(Lapis lazuli)があります。
深い青色?藍色の宝石で、和名は瑠璃(るり)。
エジプト、シュメール、バビロニア等の古代から、宝石として、また顔料
ウルトラマリンの原料として珍重されてきました。
ラピスはラテン語で「石」、ラズリはペルシア語→アラビア語"lazward"
(ラズワルド:天・空・青などの意)が起源で「濃青の空の色」を意味しています。
メソポタミアのウル王の墓郡からの出土品に見られる事から、 5000年?6000年の
歴史を持つ最古の石の一つとされていて、エジプトでは普遍的な真理を象徴する、
最高の力を秘めた護符として崇められたそうです。
世界各地で「聖なる石」とされ、洞察力や決断力を高め、心の邪念を取り除き
幸運と成功をもたらす力があると伝えられています。
日本でも瑠璃石と呼ばれて、古くから水晶と同様に「幸運のお守り石」と言われ、
潜在能力を引き出しパワーアップする働きがあるとされています。
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